【ワシントン】米労働省が3日発表した4月の雇用統計によると、非農業部門就業者数(季節調整済み)は前月比26万3000人増加した。  失業率は3.6%で、1969年12年以来の低水準となった。  民間部門の平均時給は前年同月比3.2%上昇した。伸び率は前月と同じだった。  ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がまとめたエコノミスト予想は就業者数が19万人増、失業率が3.8%、賃金上昇率が3.3%だった。  就業者数の伸びは、2月が5万6000人増、3月は18万9000人増にそれぞれ修正され、合わせて1万6000人分の上方修正となった。