• 株式市場は前週末比で下落、為替レートも反応• 株式市場は前週末比で下落、為替レートも反応貿易戦争の激化による最初の犠牲者は、主に金融市場であるようだ。最終的には消費者や企業も関税による負担を負うだろうが、当面の対策は金融政策となる可能性が高いかもしれない。ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によれば、金融情報サービス企業リフィニティブのデータに基づくと、6日から9日にかけて世界の株式市場の時価総額は推定2兆ドル(約3%)減少した。その後、トランプ政権は、中国からの輸入品2000億ドル相当に対する関税を10%から25%に引き上げるという「脅し」をかけた。この脅しは、10日午前0時1分(米国東部時間)から現実のものとなった。