種類にもよりますが、ナッツ類は100gで600kcal程度。これは、軽めのごはん3膳分、350mlのビール4缶のカロリーに相当します。そのほか、ビールより糖質が低いワインにかえたらチーズをよく食べるようになった、ごはん(炭水化物)の量が増えた、といった習慣の変化がみられることも。食事内容が変わったことが、かえって体重増加の要因になる場合もあるので注意しましょう。

 そして、ビール以外のお酒は「糖質が少ない」という安心感から、飲酒への罪悪感が減り、飲酒の頻度や量が増加するというケースもあります。カロリーや糖質で考えれば、そこまで悪くはないように思うかもしれません。しかし、アルコール量が増えると肝臓に負担がかかり、結果的に痩せにくい体になってしまいます。

 焼酎はビールよりもお腹にたまりにくく、かえって杯が進んでしまうということもあります。ビールをやめる!と決めたならば、家での晩酌は思い切ってやめるのが得策です。

 そのかわり、天然の炭酸水を食事に添えましょう。抵抗があるかもしれませんが、いざ飲み始めると「シュワシュワしたものでスッキリしたかっただけで、ビールでなくてもいいことに気づいた」という方も少なくありません。

【失敗パターン2】
ヘルシーなおやつを食べ過ぎ!

 コンビニでも手軽に買えるドライフルーツ、ナッツ類、ヨーグルトは食事記録でもよく見かけます。でも、「体に良いものだから」「甘くないから」と、ついつい食べすぎてしまう人が本当に多いです。

 好きなものではなく、ダイエットのために選んだおやつを「ここまでで我慢」と量をセーブしながら食べるのは結構なストレスです。何かしらストレスを感じるようなダイエット生活では、「こんなに頑張っているのに痩せない!」と心が折れてしまいがちです。

 量の調整が難しいときには、「ヨーグルト1個」のように、食べ切っても罪悪感がなく、腹持ちが良いものを選びましょう。デスク仕事でちょこちょこつまめるものがほしい!という時には、フルーツグラノーラやシリアルを小さなカップにいれて、つまみ食いするような食べ方もおすすめです。

 また、子ども用のスナック菓子もひとつの手です。スーパーに行くと、大人にもなじみのあるスナック菓子や焼き菓子が子ども用の小さなサイズで売られています。子ども用なので、塩分も控えめで、1袋食べきっても50kcal~100kcal程度と、間食として食べ過ぎにはならないボリューム感です。

 前述したナッツも、カロリーだけを見るとダイエット向きではなさそうですよね。ただ、ナッツ類には、血中コレステロールを減らすオレイン酸という脂肪酸や、血管の老化防止に役立つビタミンEも多く含まれます。