閲覧ウィンドウは全社権限で禁止のススメ
連載第2回の「Case4:メールの閲覧ウィンドウは使わない」で、閲覧ウィンドウを閉じることが生産性向上につながるというお話をしました。
『アウトルック最速仕事術』を読みながら、実際に閲覧ウィンドウを閉じて、その効果を実感している方もいらっしゃることと思います。
閲覧ウィンドウを閉じる設定は、個人で行ってもかまわないのですが、企業のシステム部門で全社の表示を一括して設定できることもあります(システムの運用方法によって異なります)。全社員のアウトルックの閲覧ウィンドウをシステム部門が閉じられるということです。
実際にこれを実行した企業がありました。閲覧ウィンドウを禁止して、[表示]タブの[閲覧ウィンドウ]ボタンを押せないようにしたそうです。
その結果、当初は困惑した人が多かったものの、矢印キーでメールを選び、[Enter]で開けること、[Ctrl]+[>]で次々にメールを開けることなどへの理解が深まると、時短効果を実感した人が増えたとのことです。
全社のアウトルックスキルを向上させる1丁目1番地は、閲覧ウィンドウの禁止かもしれません。あなたもシステム部門に提案してみませんか?