この4-6月期の注目ハイテク株には、想像もしなかった銘柄が入っているかもしれない。それはマイクロソフトだ。同社は4月にアップルを抜いて米国企業の株式時価総額トップに躍り出て、その後も首位を保っている。時価総額は4-6月期に1兆ドル(約108兆円)を突破。ダウ・ジョーンズ・マーケット・データによれば、27日時点でもアマゾン・ドット・コムの約9380億ドルを上回っていた。人気ハイテク銘柄のフェイスブック、アップル、アマゾン、ネットフリックス、グーグルの親会社アルファベットをまとめて「FAANG」と呼ぶが、マイクロソフトはこのグループに入っていない。だが28日午前の時点で、ダウ工業株30種平均の構成銘柄のうち、マイクロソフトは4-6月期の値上がり率が3位。マイクロソフト株は好決算やクラウドコンピューティング事業への期待を追い風に、この3カ月間で13.2%急伸した。今月24日には137.78ドルに達し、過去最高値を更新した。
米ハイテク株、4-6月期意外な「勝ち」銘柄は
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