アメリカファースト
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 トランプ大統領が中国に対する制裁関税第4弾を9月に実施する意向を表明したことに反応して、週明け、主要国の株式市場が急落、為替市場も円高、人民元安などに大きく振れた。

 秋以降、米国だけでなく、欧州や日本でも「政治リスク」が一段と顕在化し市場や経済の不安定が強まる“予兆”のような動きだ。

対中関税「第4弾」のツイートで
株価急落、人民元安、円高

 トランプ大統領は、中国の上海での閣僚級の米中貿易協議で大きな進展がみられなかったのを受けて1日、「米国は9月1日から、中国から入ってくる商品や製品の残り3000億ドル分に10%というわずかな追加関税をかける。すでに25%の関税対象になっている2500億ドル分はこれに含まれない」とツイートした。

 米国はすでに中国からの輸入品2500億ドル分に、25%の追加関税を課しており、9月にこの措置が発動されたら、中国からの輸入品全てに追加関税が課されることになる。