ドナルド・トランプ米大統領の弾劾調査を指揮する下院の民主党議員は4日、トランプ氏のウクライナ政策に関して、マイク・ペンス副大統領にも書類の提出を要求した。民主党が追及姿勢をさらに強めていることが改めて浮き彫りとなった。米下院の情報、外交、政府監視3委員会の委員長は、4月21日と7月 25日に行われたトランプ氏とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との電話会談に関して、一連の書類提出をペンス氏に求めている。3委員会はこれまで、ホワイトハウスにも同様の情報提供を要求している。一方、ペンス氏に対しては、トランプ、ゼレンスキー両氏に関するその他の電話会談や訪問、やり取りについても情報提供を要請。特にゼレンスキー氏の大統領就任式に、トランプ氏が出席を見送り、ペンス氏を代理として派遣するのではなく、エネルギー省のリック・ペリー長官を送った経緯について詳細を求めている。