3月に採用情報解禁、6月に面接開始という「就活ルールの廃止」から一転、政府が現状を維持する方針を決めたのに対し、水面下では就活の早期化が始まっています。なかでも、この就活ルールに縛られない外資系企業では、優秀な新卒社員を獲得するために待遇の良さなどを打ち出すなどし、日本企業とは違う環境を求める就活生などからの人気が高まっているようです

 特に優秀な就活生が外資系企業に求めるのは、若いうちから「成長できる環境」です。では、外資系企業の中でも若手社員が成長できる環境が用意されているのはどんな企業なのでしょうか。

 就職・転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワーク株式会社は、「圧倒的成長ができる外資系企業ランキング」を発表。同サイトに投稿された外資系企業のクチコミから「20代成長環境」と「社員の士気」の評価点を集計し、20代の成長スピードが速い外資系企業ランキングを作成しています。

 では、早速「若手が成長できる外資系企業ランキング」を見ていきましょう。

※「OpenWork」に投稿されたクチコミのうち、回答者数が30人以上ある外資系企業が対象。集計期間は2007年7月~19年11月。

1位マッキンゼー、2位A.T.カーニー
トップ3はコンサルティング会社に

「若手が成長できる外資系企業ランキング」の1位に選ばれたのは、マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社になりました。2位はA.T.カーニー、3位にはボストン・コンサルティング・グループがランクインしました。トップ3は、コンサルティングファームが選ばれています。