トップ2の北海道、福岡県では
「住み続けたい」が驚異の8割超え

 上位にランクインした都道府県には、どんな特徴があるのだろうか。詳しく見ていこう。

 1位になった北海道は、60.3%が「ぜひ住み続けたい」、25.7%が「できれば住み続けたい」と答え、合計86%が住み続けたいと考えていることが分かった。全都道府県で「ぜひ住み続けたい」と回答した人の平均値は37.6%だったため、北海道はそれを20%以上も上回る驚異的な結果だ。

 しかし、世代によってその感覚には若干の違いも見られる。北海道在住の30代、40代、50代、60代では、「ぜひ住み続けたい」と回答した人の割合はすべて全国1位で、いずれも60%前後の数値となっている。しかし、20代に限っては「ぜひ住み続けたい」と回答した人が47.5%にとどまり、3位に沈んでいる。一体なぜ、このような差が生まれているのか。同調査を行ったブランド総合研究所の田中章雄社長はこう分析する。

「20代はやはり都会にあこがれる人が多く、一度は北海道を出たいと思うのかもしれない。しかし、30代になって、家族ができたり、年を重ねたりするごとに北海道の良さに気づくのではないか」

 2位の福岡県についても見ていこう。「ぜひ住み続けたい」が49.7%、「できれば住み続けたい」が31.6%と、こちらも8割以上が住み続けたいと答えている。「移住したい」(「機会があれば」「すぐにでも」の合計)と答えた人は5.8%と全国で最も少なく、福岡県への帰属意識が強い人がいかに多いかがよく分かった。

定住意欲度は都会で高くなる傾向
宮崎県10位ランクインで大健闘のワケ

 この都道府県「定住意欲度」ランキングから見えてきたのは、人口減少率の低いところが上位になり、高いところが下位になりやすい点だ。つまり、生活インフラが比較的整っている大都市を含む都道府県が数多く上位にランクインする傾向にある。