モスクワ中心部にあるロシア連邦保安局(FSB)本部近辺で19日夜、銃撃事件が起きた。ロシア国営タス通信によると、職員1人が死亡し、5人が負傷した。ロシアの他のメディアによると、死亡者数は4人に上っている。タス通信では容疑者は「制圧された」としている。現場付近にいたウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)記者は複数の銃声を耳にし、人々がビルが逃げ出すのを目撃した。ウラジーミル・プーチン大統領はこの日、モスクワで年末記者会見を行った。タス通信では、発砲事件の数時間前に会見を終えコンサートに出席していたプーチン氏は事件についての報告を受けたとしている。
ロシア連邦保安局近辺で銃撃、少なくとも職員1人が死亡
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