――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  貿易戦争のつかのまの休息は、痛ましくも半導体企業をのけ者にしている。  米国と中国は15日、厳しい貿易協議の第1段階の合意に署名した。中国が向こう2年で2000億ドル(約22兆円)相当の米国製品・サービスを購入するほか、中国製品に対して予定されていた関税引き上げは棚上げになったと報じられた。両国間にはまだ多くの問題が残されているが、2年前から続く貿易戦争に進展が見られたことで、15日の米株式市場では、ダウ工業株30種平均、S&P500種、ナスダックの主要3指数が日中の取引で過去最高値に上昇した。