不動産・開発危うい狂乱#7
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大都市の開発といえば大手デベロッパーの主戦場だが、大阪の不動産仲介会社幹部は「いい出物があったら、まず持ち込むべきなのは、関西電力、JR西日本、京阪ホールディングス、そして南海電鉄」と言う。特集「不動産・開発 危うい狂乱」(全13回)の#7では、大阪の新しい主役の姿を追う。(ダイヤモンド編集部 堀内 亮)

出物があれば関電、JR西、京阪に
大阪不動産市場の新常識

 都市の再開発といえば、主役は大手デベロッパー。大阪の中心地である梅田エリアで予定される大型プロジェクト「うめきた2期」は、三菱地所が事実上の仕切り役だ。

 ところが、である。大阪の不動産仲介会社の間で今、共有される“新常識”がある。地元の不動産仲介会社の幹部は「いい出物があったら、まず持ち込むべきなのは、関西電力、JR西日本、京阪ホールディングス(HD)、そして南海電鉄」と語る。

 中でも鼻息が荒いのが、関西電力グループの関電不動産開発である。