医師11人が教える「腰痛・膝痛・肩痛」治療法#4
Photo by Kuninobu Akutsu、Illustration by Chiharu Nikaido

50代から増える膝痛で最も多いのは、膝の軟骨が劣化して痛みが出る「変形性膝関節症」。多くの場合は体操やストレッチを中心とした運動で痛みが軽減する。特集『医師11人が教える「腰痛・膝痛・肩痛」治療法』(全9回)の#4では 自宅で簡単にできる「膝裏伸ばし」「フラミンゴ体操」「太ももの力こぶ運動」を紹介。特に筋肉量が急低下中のメタボ中高年は必読!(ダイヤモンド編集部 篭島裕亮)

「週刊ダイヤモンド」2019年11月16日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの

膝の痛みは「予備軍」を含めて
早い段階で対処すべき

 50代から急激に膝に違和感を覚える人が増加する。初期症状としては、正座をするときや階段を上り下りするときに、一瞬だけ痛みを感じるケースが多い。最初のうちは痛みが長引かないため、気のせいかなと感じる場合もある。

「膝の症状は時間をかけて進行していきますが、危険因子は分かっているので、『予備軍』を含めて早い段階で対処すべきです。膝に痛みを来す疾患としては、リウマチや痛風などもありますが、圧倒的に多いのは変形性膝関節症です。あとは腰が原因の神経痛、座骨神経痛などですね」(池内昌彦・高知大学医学部整形外科教授)