痛みに効く薬は、薬局で買える湿布から処方箋が必要なものまでさまざま。素人には、どんな薬にどれくらいの効果が期待できるかは、なかなか分からないもの。特集『医師11人が教える「腰痛・膝痛・肩痛」治療法』(全9回)の#5では、痛みのレベルに応じた痛みの治療薬を解説。副作用についても知っておこう。(ダイヤモンド編集部 篭島裕亮)
医師は腰痛や肩こりに
どんな薬を処方する?
深刻な痛みがある状況では、運動療法には取り組めないし、日常生活の改善もやる気になれない。まずは、即効的に痛みを軽減するために、薬による治療は欠かせない。痛みに効く薬は、薬局で買える湿布から、処方箋が必要な薬までさまざまで、痛みのグレードやタイプにより種類が使い分けられる。
薬局で自ら選んで買える薬には、要指導医薬品と第1類から第3類までの一般用医薬品がある。要指導医薬品と第1類医薬品は薬剤師による情報提供が義務付けられている。