エヌビディアの半導体はクラウド大手各社に再評価されている。同社は現在の状況が当面後退しないことを祈るばかりだ。画像処理半導体(GPU)大手のエヌビディアが先週発表した11-1月期(第4四半期)決算は、データセンター支出の力強い増加が追い風となった。半導体大手インテルとアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)がそれぞれ1月に発表したデータセンター事業の業績も堅調だったが、エヌビディアの復活は特に素晴らしい。主にビデオゲーム用プロセッサーの会社だとみられていた同社が、ウォール街に見直されているからだ。先週の決算発表後の上昇を受け、エヌビディアの株価は2018年終盤の急落前のピーク水準を上回った。