勝ち組負け組#7Photo:sefa ozel/gettyimages

年に1~2回は必ず市場がパニックになり、相場全体が大きく崩れる局面がある。だが、暴落相場は優良株を安値で買えるチャンスでもある。特集『恐慌決算の勝ち組・負け組』(全10回)の#7では、今回のコロナショックや過去の急落局面を参考に、暴落相場で損失を最小限に抑えてピンチをチャンスに変える投資テクニックを紹介する。

「週刊ダイヤモンド」2020年6月6日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

暴落相場の投資セオリー(1)
憧れの優良株を
バーゲン価格で手に入れる

 今回のコロナ相場はリーマンショック以来の10年に1度の急落だった。だが、上昇相場であったとしても年に1~2回は必ず市場がパニックとなって相場全体が大きく崩れる局面がある。海外発のショックは毎年の恒例行事と考えて、焦らずに平常心で対応することが重要だ。