――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  大観衆を前にすることに慣れたハイテク大手にとって、在宅勤務は全く新たな意味を持つようになった。  その最新事例となったのが、アルファベット傘下のグーグルだ。同社は10日、最新版のモバイル端末向け基本ソフト(OS)「アンドロイド11」のベータ版をリリースした。通常なら5月に開催する開発者会議「I/O」で行うのが慣例だが、今年は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で会議は中止となった。