ウィンストン・チャーチル元英首相が民主主義について語った名言は、在宅勤務についても当てはまりそうだ。つまり「在宅勤務は実行可能な選択肢としては最悪だ。他のすべての選択肢を除けばだが」グーグルの親会社アルファベットは27日、従業員に少なくとも来年7月まで在宅勤務を許可する方針だとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じたことで、注目を集めた。大手企業で長期的な遠隔勤務の計画を固めたのは、同社が初めて。アルファベットの決定は、ハイテク内外の大手企業が模範にできる進歩的な前例だとして称賛されている。だが一方で、これはおそらく最も「悪くない」選択肢を選ぶという消去法的な決定でもある公算が大きい。
グーグル在宅勤務延長、「お手本」かは議論の余地
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