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Photo:sefa ozel/gettyimages

特集『夏だ!スキルだ!3日で絶対習得シリーズ2020』(全30回)の「株その1」では、EPS(1株当たり利益)とPER(株価収益率)の基本を学んだ。今回の「株その2」では、実際に株式投資を行う際の注意点について、機関投資家が選ぶ株式ストラテジストランキングで4年連続首位のみずほ証券の菊地正俊チーフ株式ストラテジストに指南してもらった。(ダイヤモンド編集部 竹田幸平)

機関投資家にはない
個人投資家ならではの利点を生かす

 本特集「株その1」の『株初心者の必須知識、株価は「EPSとPERの掛け合わせ」で決まる』で学んだように、EPS(1株当たり利益)が増えるか、PER(株価収益率)が上がれば株価は上昇する。この点を踏まえ、実際に株式投資を行うときの注意点などを見ていこう。

 株とはそもそも、企業がお金を集める手段だ。投資家はお金を投じた見返りに、企業が上げた利益を受け取る。きちんと利益を出すいい会社なら「株を買って投資したい」と考える人が増え、株価が上がる。投資家は株価が上がった際に売れば、差額をもうけられる。

 投資家は大きく個人投資家と機関投資家に分かれ、後者は高価な情報端末や複雑な計算式などを駆使する相場のプロ。個人では太刀打ちできないようにも思えるが、菊地氏は「個人は機関投資家にない有利性を生かして投資すべきだ」と話す。そんなものが存在するのだろうか?