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Photo:sefa ozel/gettyimages

市場環境が激変する中、相場の行方が気になる人も多いだろう。特集『夏だ!スキルだ!3日で絶対習得シリーズ2020』(全30回)の「株」編では、基本となる「EPS」と「PER」について、その概要から投資時に留意したい点、株価予測の考え方までを指南。「株その1」では、株価がEPSとPERの2つの掛け合わせで決まることを解説する。(ダイヤモンド編集部 竹田幸平)

「EPS」と「PER」
株価は2つの掛け合わせで決まる!

 森羅万象を織り込んで値動きを形成する株式相場だが、そのベースとなるのは、「企業の稼ぐ力」と「割高か割安かの見極め」だ。これらの基本から投資する際に気を付けたい点や株価予測の考え方までを、2020年まで機関投資家が選ぶ株式ストラテジストランキングで4年連続首位のみずほ証券の菊地正俊チーフ株式ストラテジストの指南とともにまとめた。

 新型コロナウイルスの感染拡大による3月の急落後は、世界的に堅調さが目立つ株式市場。投資しようか迷う人も多そうだが、そもそも日々の値動きがどんなふうにつくられているか、基本となる知識は頭に入っているだろうか。

 株価の行方をぴったり言い当てることは誰にもできないが、日々相場に接するプロたちには一定の方法論がある。個人投資家としても、こうした原理原則を理解していれば、投資時や日々の経済ニュースを見る際などに、以前より深い捉え方ができるのは間違いない。

 そこで、まずは株価が「EPS」と「PER」の掛け合わせから求められることを述べておこう。難しい言葉に感じるかもしれないが、それぞれをざっくり言えば「企業の稼ぐ力」と「株価が割高か割安か」を示す指標と思ってもらえばよい。