ドナルド・トランプ米大統領のめい、メアリー・トランプ氏が24日、大統領などを相手取りニューヨーク州の裁判所に損害賠償訴訟を提起した。メアリー氏は、大統領や大統領の姉マリアン・トランプ氏の長年の詐欺行為によって自身が遺産をだまし取られ、ニューヨーク市の納税者も不利益を被ったと主張している。訴状によると、訴訟の相手方は大統領とマリアン氏のほか、8月に死去した大統領の弟ロバート・トランプ氏の遺産管理人(まだ指名されていない)。1981年にメアリー氏の父フレッド・トランプ氏が死去した後、トランプ一族の事業に関するメアリー氏の権利をだまし取る企みを大統領らが実行したとしている。当時16歳だったメアリー氏の権利は大統領、マリアン氏、ロバート氏が保護する立場にあった。