アップルは高額な商品に買い替えさせるのが得意だ。しかし、第5世代移動通信システム(5G)は同社にとって過去最大の難題を突きつけることになるかもしれない。アップルは13日にイベントを開催する予定で、そこでiPhone(アイフォーン)の今年のラインアップが披露されると広く予想されている。同社はいつも通り、そのアイコン的なスマートフォンの新機種について一切明らかにしていないが、リークされた情報やサプライヤーの報告内容はいずれも、今年のモデルの少なくとも一部は5Gに対応していることを裏付けている。アップル自身もイベントの開催について発表した際、それを「Hi, Speed」(訳注:「ハイスピード」と「こんにちは、スピード」をかけている)イベントと称していた。
新型iPhone、5Gだけでは需要喚起できず
次世代通信規格の利用範囲はまだ限定的
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