みずほ銀行は、1年以上記帳しないと自動的に「みずほe-口座」に移行されて「紙の通帳」は使えなくなり、デジタル通帳に切り替えられてしまう。紙の通帳の再発行を希望する場合は店頭で手続きが必要となる。無料で再発行できるが、日中に店頭に出向かなければならないのは、不便だろう。

 三井住友銀行は、3年以上未記帳だとATM(現金自動預払機)で紙の通帳が使えなくなる。復活させるには、みずほ銀行と同様に店頭での手続きが必要だ(無料)。

「有料化」が進む背景には、紙の通帳には「1口座当たり年200円の印紙税」がかかり、それを銀行が負担していることがある。メガバンクは各行年間50億円前後もの負担となり、さらに通帳の印刷費用もかかる。銀行は、コスト削減のためにデジタル化を進めたいというのが本音だろう。

 紙の通帳を使うには手数料や記帳頻度を考える必要が出てきた。家計管理に紙の通帳を利用するなら、記帳できるATMが自宅や職場近くにあるかどうかを考慮して銀行を選びたい。

 インターネットバンキングを利用すれば手数料はかからないが、ネットバンキングにも不正送金などのリスクがあることは忘れてはいけない。

 未利用の口座を長期間持つと、手数料がかかったり、復活のために店頭に出向く必要が生じたりなど、不利益を被るようになる。従って今年は、手数料と時間の節約を目的として、「今後も利用する口座」「使わない口座」を仕分け、使わない口座の整理をはじめよう。

お金を減らさない&増やすための処方箋
(2)携帯電話の料金プラン見直し

 携帯電話各社から低価格の新料金プランが続々と発表されている。これまでの通信費の見直しは、大手キャリアの契約を「格安スマートフォン」と呼ばれる仮想移動体通信事業者(MVNO)に変えるのが王道だったが、今年は大手キャリアのまま通信料を大幅に削減できるようになるかもしれない。