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元日から
国際郵便の制度が刷新

 ほとんど話題になっていないが、今年元日から国際郵便の制度が大きく変わった。これまで手書きの送り状でも受け付けていた国際郵便(EMSや航空便、SAL便、船便)が、事前にオンライン申請する「通関電子データ送信義務化」に変わったのだ。

 簡単に説明するとデジタル化することでセキュリティー向上を目的としている。この制度は、万国郵便連合(UPU)加盟国が承認したもので、承認国である日本もそれを実行したということになる。

 なぜ1月1日からだったのかと言えば、1日から米国が通関電子データされていない国際貨物を一切受け取らずそのまま送り返すというオペレーションを始めているからだ。日本は残念ながら米国に引きずられる形での実施とみられる。これは米国内法「STOP Act」という法律に基づくものだ。

 米国に引きずられての実施だった影響か、新制度での国際郵便を利用してみると不便な点が複数あった。

 そもそも手書きで国際郵便を発送していたのは、主に個人で海外在住の家族や友人へ荷物を送付するようなケースが多かったと思われる。