日本生命の1位に同志社大学
第一生命の2位には日本大学

 20年も早稲田と慶應が上位を占めるかと思いきや、ランキングには変化があった。日本生命の1位には前年2位だった同志社大学が上り、第一生命の2位には前年TOP10圏外だった日本大学が躍進したのだ。また、損害保険ジャパンの4位には前年TOP10圏外だった西南学院大学がランクインした。

 個別に見てみると、日本生命は1位同志社、同率2位に関西学院大学、6位関西大学、8位立命館大学と、関西の大学からの採用が多い。第一生命は2位に日本大学が入ったほか、6位には東洋大学もランクイン。総合商社や銀行とは違って、幅広い大学から学生を採用しているようだ。

 女子就職人気1位の東京海上日動火災は、前年に続いて慶應義塾大学が断トツとなった。今回取り上げた5社の中では唯一、東京大学がTOP10にランクインしている。三井住友海上火災の上位は、前年は慶應・早稲田の順だったが、今年は早稲田・慶應の順となった。

 ランキングの顔触れが他社と少し違うのは損保ジャパン。4位に西南学院大学、同率10位に小樽商科大学と、地方大学が入っている。また、主要5社の中では唯一、TOP10に東京女子大学(同率6位)と日本女子大学(同率10位)という女子大がランクインした。

日本生命、東京海上…主要生損保「採用大学」ランキング2020!【全10位・完全版】