面倒なことをお願いしても相手が快く引き受けてくれる「決めフレーズ」身近な先輩・上司、取引先などに対して失礼にならずに、お願いを通してもらいやすくなるフレーズとは(写真はイメージです) Photo:PIXTA

これからの季節、環境や職場が新しく変わる人も多いでしょう。特に昨今は、リモートワークやオンライン会議など距離があるコミュニケーションが増えているため、伝え方が疎かだと相手に悪い印象を与えてしまいます。一方、ちょっとした一言や言い方が相手との距離をぐっと縮めるきっかけにもなります。そこで今回は90万部を突破したロングセラー、話題の達人倶楽部編の『できる大人のモノの言い方大全』(青春出版社)から、相手に好印象を与えるお願いや質問のフレーズを紹介します。

面倒なことをお願いするときの“決めフレーズ”

■ほかに相談できる方もなく…
 相手に何かを相談するとき、自分にとって「頼れるのはあなただけ」という気持ちを伝えるための言葉。このフレーズで頼られると、相手も悪い気はしないので、多少の無理は聞いてやろうかという気持ちになってくれるものだ。

■身勝手なお願いとは承知しておりますが…
 借金の申し入れや、いったん引き受けた仕事の延期や中止など、相当面倒なことを依頼・要求するときのフレーズ。逆に、相手からこのように切り出されたときは、心して聞くようにしよう。