アップルが28日公表した1-3月期(第2四半期)決算は、売上高が過去最高となった。新型「iPhone(アイフォーン)」の高額機種の販売が伸びたほか、新型コロナウイルス禍に絡む需要を背景に、他の商品も売れ行きが好調だった。次世代通信規格「5G(第5世代)」対応の新型iPhoneがけん引役となり、利益はおよそ倍増の236億ドル。売上高は896億ドルとなった。1株当たりの利益は1.40ドルで、市場予想の0.99ドルを上回った。アップルは4-6月期の業績見通しは明らかにしなかった。パソコン(PC)「Mac(マック)」の売上高は70%増の91億ドル、タブレット端末「iPad(アイパッド)」は79%増の78億ドル。伸びはアナリスト予想の27%増、29%増をそれぞれ上回った。