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早稲田大学付属の中高教員は40歳で年収1107万円。首都圏にある大学付属中学・高校の教師は高給取りの勝ち組といわれる。そんな中でも早稲田の教師の稼ぎは群を抜く。では慶應義塾は？特集『教師 出世・カネ・絶望』の＃3では、首都圏16大学の付属校について、年齢別年収を大公開する。（ダイヤモンド編集部 松野友美）
首都圏16大学付属校の「40歳年収」
1000万円の大台に乗るのは4大学
もし希望すればどこの学校にでも勤められるとしたら、教師たちはどこを選ぶか。少なからぬ教師が大都市の大学付属校、とりわけ首都圏にある有力大学の付属校を選ぶだろう。
全体の傾向として、公立よりも私立の方が待遇はいい。ただし、私立といってもピンキリだ。地方では、公立への進学を希望する生徒が多い地域もある。そういう地域にある私立は経営が厳しくて、給料が低かったりする。確実に言えるのは、首都圏にある有力大学の付属校は給与面でトップクラスに君臨しているということだ。
大企業勤務のビジネスマンには高給取りが多い。それと同じように、経営規模が大きくて学生人気の高い大学グループの教師は高給取りが多い。
世間一般では「40歳時点で年収1000万円」というのは、かなりの高給取りという感覚だろう。首都圏にある16大学の付属校には、これに当てはまるところが4大学ある。
このうち早稲田大学付属の中高教員は40歳で1107万円と、最も年収が高い。
