投資家は、ゲームプレーヤーが外に出て自然を再発見したがっていると過信しているかもしれない。米ゲームソフト小売り大手ゲームストップを巡る狂騒には、皮肉なことに、同社の店舗に並ぶゲームソフトのメーカーは含まれていない。景気回復に向かう中で、ビデオゲームメーカー株は最も打撃を受けている。アクティビジョン・ブリザード、エレクトロニック・アーツ(EA)、テイクツー・インタラクティブ、ユービーアイソフト、任天堂は今年になって、平均で10%超下落している。テイクツーは、19日に発表した1-3月期(第4四半期)の好調な業績を受けて7%近く上昇したが、それでもこの下落率だ。ファクトセットの株価収益率(PER)に基づくデータによると、EA、アクティビジョン、任天堂、ユービーアイソフトの株価は、ナスダック総合指数を平均で27%下回っている。