【ワシントン】米国務省は24日、米国民に日本への全ての渡航を中止するよう勧告した。新型コロナウイルスの感染拡大によるリスクが理由だとしている。東京オリンピックの開幕を2カ月後に控え、日本への渡航の警戒レベルを4段階のうち最も厳しい水準に引き上げた。  警戒レベル4は「渡航してはならない」というものだが、自己責任での渡航は可能。  国務省は4月、世界の約80%の国・地域を対象に渡航中止を勧告した。米国内の新型コロナ感染状況が落ち着いてきた一方で、こうした国々では感染拡大が続いているためだ。