5位:給与や待遇、福利厚生について

「(中略)平日の実労働時間は9.5時間と長めです。週末は7時間でシフト制ですが、トータルの業務時間の兼ね合いで実際シフトの希望が思った通りに行かないことがあるからです。 また、退職金や家賃補助もなくボーナスも控えめなので待遇面を気にされる方はしっかり確認しておくべきです」(インストラクター、女性/教育、研修サービス)

6位:人間関係について

「(中略)風通しが悪く縛りがきつい。また体育会系特有の上下関係などがある。一番大切なのは人間関係なので、どのような人間が働いているのかしっかり把握しておくことがミスマッチを防ぐために重要」(消防官、男性/官公庁)

コロナ禍でますます重要になる
「入社後ギャップ」の認識

「入社後ギャップなんて、いつの時代にもあるものだ」といえば、そうかもしれません。しかし、コロナ禍でリモートワークが続き、上司・先輩・同僚とのコミュニケーションが制限されている環境下、若手ビジネスパーソンの職場や働き方に対する不安は、かつてないほど高まっているはず。

 とりわけ「コロナ禍1年目」にあたる2020年卒の新入社員においては、リモートワークの推進により、入社後ギャップを肌で感じる機会さえ、ほとんどなかったかもしれません。21年卒についても、リアルとリモートのバランスが適度にとれた働き方に移行する企業が増えているとはいえ、状況は大きく変わっていないと思われます。アフターコロナに職場へ本格復帰する前に、「入社後ギャップ」についての世の中のクチコミを見ておくことは、現実に打ちのめされないための心構えを持つ一助になるでしょう。

(本記事はOpenWork[オープンワーク]からの提供データを基に制作しています)