「配属ガチャ」リスクまで視野に
入れたミスマッチ対策が必要

 近年では、企業の競争力強化や優秀な人材の確保を目的に、従来の「メンバーシップ型」から「ジョブ型」の雇用の導入を発表する日本企業が増え始め、働く個人もキャリアを自律的に選択できる可能性が出てきました。とはいえ、「ジョブ型」への本格移行はまだ先の話。学生側も配属リスクまで視野に入れた企業研究を行い、自らミスマッチを防いでいく必要があります。

 2位は「組織の特徴や社風について」、3位は「成長環境やキャリア開発について」となり、関連ワードの出現率はそれぞれ4割を超えました。この結果を見ると、現在の若手社員たちは、「自分がどれだけ成長できる会社なのか」に高い関心を示す一方、親世代ほど「会社の安定」を重視していないようにも感じられます。これは、時代の流れということなのかもしれません。