静岡県の栖足寺で頂ける48種の花札柄御朱印のうち32種静岡県の栖足寺で頂ける48種の花札柄御朱印のうち32種

海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「東海地方のおもしろい寺院と御朱印」です。都市や海辺の港町、静かな山里など、地域によって様々な顔が見られる東海地方。静岡県、愛知県、岐阜県、三重県を指すこの地域は御朱印もバリエーションに富んでいます。境内に咲く花やそびえる大樹を描いたり、鎮座する仏像を配したり、伝承に残る非日常の存在をスタンプにしたりと、さまざまな工夫が見られます。

【静岡県・栖足寺】
河童伝説が残るお寺

 鎌倉時代に開山された栖足寺。境内の裏に流れる河津川の淵にはかつて悪戯好きな河童がすんでおり、村人に悪戯の仕返しを受けていた河童を栖足寺の和尚が助けたという伝説があります。お寺にある甕は河童が助けられたお礼にのこしていったもので、耳をあてると川の流れるような音が聞こえるそうです。