米太平洋岸北西部では先週末に気温が過去最高に達し、猛暑による緊急事態の発生を受け、新型コロナウイルス関連の制限措置の一部が解除された。この高温は28日まで続くと予想されている。米国立気象局によると、シアトル・タコマ国際空港では26日、気温がセ氏102度(カ氏:約39度)と、過去2番目の高さを記録。28日の予想最高気温は108度と、シアトルの過去最高の103度を上回る。オレゴン州ポートランドでは27日午後に109度を観測し、連日で過去最高を更新。29日の予想最高気温は112度となっている。市当局によれば、シアトルでは26日に少なくとも12件の猛暑による緊急事態に対応した。ポートランドの救急外来と緊急医療センターでは25日から27日午後にかけて猛暑関連の症例が14件あった。例年のこの時期は、こうした症例はないという。
米太平洋岸北西部で記録的猛暑、コロナ制限措置が一部解除
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