開幕まで3週間、祝賀ムードなく
まん延防止措置延長もあり得る
東京オリンピック・パラリンピックまで残り約3週間となった。
開会式は7月23日に行われるが、サッカー、野球・ソフトボール大会は21日に競技が始まる。
本来なら、日本で史上2度目の夏季オリンピック開幕を控え、東京中がお祭り騒ぎとなるはずだが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックの影響で祝賀ムードはほとんど見られない。
筆者は選手村至近の東京・晴海に住むが、街灯に「TOKYO2020」の小旗がつられていることと、都営バスの経路が変更となっていることを除けば、オリンピックの雰囲気はほとんど感じられないのが現状だ。
東京は7月11日期限で「まん延防止等重点措置」が適用されているが、感染力の強い変異株の感染が広がり、新規感染者が前週同曜日比で増加が続いている。期限の延長、もしくは緊急事態宣言への変更もあり得る状況だ。