――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  画像処理半導体(GPU)大手の米エヌビディアによる英半導体開発大手アーム・ホールディングスの買収に誰もが反対しているわけではない。そのことに投資家が心底驚いているように見えるのには、わけがありそうだ。  エヌビディア株は28日の取引で5%急伸した。同社によるソフトバンクグループ傘下のアーム買収案について、米半導体大手ブロードコムや台湾の聯発科技(メディアテック)、米マーベル・テクノロジーが支持を表明したとの報道が好感されたためだ。英紙サンデー・タイムズは週末、エヌビディアの同業3社の前向きなコメントを報じた。