不動産投資 売りどき・買いどき#2Photo:PIXTA

オープンハウスは一戸建てやマンションを分譲するだけではない。不動産売買で稼ぐ事業があり、ここでも強さを誇る。特集『不動産投資 売りどき・買いどき』(全11回)の#2は、不動産投資家による覆面座談会の第2回。オープンハウスが競り勝てる理由を明らかにするとともに、不動産投資家がオープンハウスとうまく付き合う手法に迫る。(ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)

高い値段で売り出すんだけど
最終的には売りさばいちゃう

――急成長しているオープンハウス(以下、オープン)の強さって、不動産投資家目線で本物ですか。

投資家B オープンは実需向けに一戸建てとかを建てて売るのとは別に、収益不動産(賃料収入を得る目的で所有される物件)を売買しています。60億~70億円で仕入れたデカイものを80億円で売ったり、個人不動産投資家が買うような1億とか数億円くらいのRC(鉄筋コンクリート)物件なんかも扱ったりしている。

投資家C 収益不動産の強さも本物だと思いますよ。高い値段で売り出すんだけど、最終的には売りさばいちゃうんだよ。