米ファイザーと独ビオンテックが28日公表したデータによると、両社が共同開発した新型コロナウイルスワクチンの発症予防効果は時間の経過とともに低下したが、半年後でも高い有効性が維持された。  ワクチンの有効性は、接種後2カ月以内のピーク時には96%だったが、その後2カ月ごとに低下し半年後には84%となった。ファイザーは予防効果を維持するため追加接種を行うよう求めている。  両社によると、最初の半年間における累加的な発症予防効果は91%で、今年に入り公表された分析結果と一致している。