東証再編 664社に迫る大淘汰#8Photo:Stefano Madrigali/gettyimages

プライム市場の新規上場基準を基に、昇格期待度が高い企業を独自試算した。浮かび上がった69社のうち、実に18社が時価総額1000億円を超える巨大企業だった。特集『東証再編 664社に迫る大淘汰』(全25回)の#8では、プライム昇格期待度ランキングをお届けする。(ダイヤモンド編集部 田上貴大)

プライムに昇格しそうな企業はここだ!
六つの視点から下位市場69社を抽出

 降格するものがいれば、昇格するものもいる。

 東京証券取引所の市場再編を目前に控え、東証は最上位市場のプライムへの合否判定を各企業に通達済みだ。一定数はこの選抜に耐え切れず、いや応なしにプライムからふるい落とされる可能性が高い。

 一方で、現在の下位市場の中から、再編後のプライム市場に鳴り物入りで昇格する企業も出てくるだろう。プライム市場に移行すれば、海外投資家の目に留まったりインデックス投資の対象になったりと、株価に好影響を与えることが見込まれる。

 ダイヤモンド編集部では今回、東証が公表している「プライム市場の新規上場基準」に基づいて、現在の1部以外の下位市場で“腕まくり”しているであろう昇格期待度の高い企業を抽出した。選抜に用いた具体的な基準は、以下の六つだ。

 1:株主数800人以上
 2:流通株式(市場での流動性が高い株式)比率35%以上
 3:流通株式時価総額100億円以上
 4:時価総額250億円以上
 5:直近2期の合計経常利益25億円以上、もしくは直近の売上高100億円以上かつ時価総額1000億円以上
 6:直近の純資産50億円以上

 これらの基準に当てはまった企業69社を、ダイヤモンド編集部が試算した時価総額が大きい順にランキングした。その中身を、次ページから紹介していこう。