株投資 入門&実践#17Photo:PIXTA

銘柄選びにはさまざまな指標で分析することが役に立つ。単一の指標ではなく他の指標も掛け合わせるとより有用な分析ができる。2段階で選別した「じっくり持っていい会社」はどこか。特集『株投資 入門&実践』(全18回)の#17では、配当利回りと過去の連続増配を物差しにして生き残った「最新40社ランキング」をお届けする。(ダイヤモンド編集部編集委員 竹田孝洋)

5期連続増配の高配当利回りランキング
上位3社は4%を超える

 予想配当利回りに着目して株に投資するのはよくある手法だ。しかし、足元の利回りだけを見て投資するのは早計だ。業績が下降局面であれば、配当を減らす公算もあり、見込み外れになってしまう。

 逆に、配当を増やす会社は、業績がしっかりしている上に、経営者が将来の利益成長に自信を持っているケースが多い。

 そこで、予想期を含めて5期連続で増配している企業をまず選び、その上で予想配当利回りの高い順に銘柄を並べてみた。増配を続けているだけに、業績面から見て安心して保有できる銘柄であるといえる。

 ランキングを見ると、予想配当利回り3%を超える銘柄が1位から20位までを占めた。1位から3位まではなんと利回りが4%を超えた。次ページからその顔ぶれをみていく。