プノンペンの町なかの様子

バーや飲み屋が軒を連ねていたプノンペンのリバーサイドバーや飲み屋が軒を連ねていたプノンペンのリバーサイド

 2021年8月16日より、カンボジア全土で、公共の場でのマスクの着用と1.5メートル以上のソーシャルディスタンスを取ることが義務付けられています。違反した場合は罰金等の罰則が設けられています。

 その他の新型コロナに関する規制は、各州によって異なっています。首都プノンペンでは感染拡大時は、夜間外出禁止令やアルコール販売・提供の禁止、博物館や映画館は休業といった措置も取られていましたが、2021年11月1日現在は解除されています。

 2021年10月から感染状況が徐々に落ち着いてきたこともあり、町中には少しずつ活気が戻ってきているようです。とはいえ、やはり以前のような人出とはいかず、観光客向けでなおかつ小さな個人経営の飲食店やショップ、ホテル(ゲストハウス)などは廃業に追い込まれているところも少なくないようです。一方で、世界遺産アンコール遺跡群のあるシェムリアップは、観光地ということもあり、多くのホテル、飲食店、スパなどが廃業に追い込まれているといいます。