「ワコールが唯一2ケタの12.0%と高い評価を得たのは、女性向け下着を展開していることもあり、女性が活躍する土壌が確立されているといえる。2位のスポーツ用品のミズノはスポーツを通じて女性の自己実現につながっていることが評価されたのだろう」と田中社長。

 ESGイメージでも「女性が活躍している」でワコールが1位(20.8%)。4位ユニ・チャーム(12.6%)、8位花王(10.6%)を大きく凌ぐ(※3)。

※3 ESG(環境、社会、ガバナンス)に関する11の項目について、「各社の企業活動について、あなたの考えやイメージに合うもの」を選んでもらった(複数回答可)。

【エネルギー】
ENEOSが1位
石油・石炭製品業が上位へ

 エネルギー業界は、同カテゴリーの電気・ガス会社よりも石油業が上位にランクインする結果となった。1位になったのはENEOS(18.9点)、2位がコスモ石油(14.1%)である。テレビCMを通して消費者にSDGsに関する取り組みを伝える企業が増えていると考えられる。