本はとにかく「買ったその日のうち」に読み始めたほうがいいワケPhoto:PIXTA

本で読んだ内容を日々の生活に役立てるにはどうすればいいのか。総再生数1億回超えの人気YouTuber、本要約チャンネルの著書『「読む」だけで終わりにしない読書術 1万冊を読んでわかった本当に人生を変える方法』から一部を抜粋し、効果を高める読書術を紹介する。

読書の効果を飛躍的に高める
「ドーパミン読書」とは

 本を買ったら、熱がさめないうちに、すぐに読む。

 ただそれだけで、読書の効果は飛躍的に高まります。

「何らかの課題を解決したい」「人生を変えたい」と思って本を買った瞬間、脳内には「ドーパミン」という物質が分泌されています。

 そしてドーパミンが分泌されていると、脳は頑張って何かを達成することに快楽を感じ、記憶力なども高まるといわれています。

 たとえば、みなさんの中に、次のような人はいませんか?

「本を買ったことで安心してしまい、読まずに終わった本がたくさんある」

「役に立ちそうだと思って本を買ったのに、忙しくてなかなか読書の時間がとれず、しばらくたってから読んだら、あまりピンとこなかった」

「ドーパミン読書」を実践すれば、せっかく買った本をムダにしないどころか、最大限に活用することができるようになります。