次にメインとなる南極と北極が隣接したワールドへ。参加者たちは氷の上へと“ワープ”。そこでは、海面上昇や氷河が溶け出すといった、地球温暖化にまつわる問題が対話形式でレクチャーされた。そして、さあ次は…と思った瞬間、参加者たちが立っている氷ごとすべてが海に沈み、海面上昇のインパクトまで体験した。

本来なら地球の正反対の場所に位置する北極と南極を、同時に見ることができるというワールド本来なら地球の正反対の場所に位置する北極と南極を、同時に見ることができるというワールド
海面上昇で、氷やホッキョクグマと一緒にアリアも沈んでしまった海面上昇で、氷やホッキョクグマと一緒にアリアも沈んでしまった

 ラストは、環境破壊によって人が消えてしまったワールドの日産クロッシングへ。アリアに充電プラグをさした瞬間、緑が広がり太陽が上がり始め、EV時代の幕開けを感じることができた。

 とても充実したイベントで、VR機器をかぶって参加していた筆者は、夢中になるあまり壁に何度も手をぶつけてしまったほどだった。

宇宙空間では、気温上昇など環境問題についてのレクチャーが行われた宇宙空間では、気温上昇など環境問題についてのレクチャーが行われた