4位は不動産のエスリード
5位は医療関連サービスのベンチャー

 4位はマンション分譲事業や建て替え分譲事業を行うエスリード。大阪府に本社を置く同社は、2018年に名古屋支店を設置するなど、関西圏を中心に業容を拡大している。

 エスリードの年収は904万円。21年3月期は連結営業利益、連結経常利益が前期比でそれぞれ10%以上減少したものの、コロナ禍の影響を最小限に抑え、連結売上高は前期比増となった。年収は前期の899万円から微増となっている。

 5位はベンチャー企業のエムスリー。2000年創業の同社は東京都港区に本社を置き、インターネットを利用した医療関連サービスの提供を行っている。具体的には、国内で医師会員30万人以上が利用する医療従事者専門サイト「m3.com」など、世界各国が運営する医療従事者のプラットフォームを中心に、医療関連会社マーケティング支援や医療従事者等向け人材サービスなど、各種サービスを展開している。

 エムスリーの年収は870万円。コロナ禍に伴う製薬会社の需要拡大などにより、21年3月期は増収増益を確保。営業利益では前期比68%増の579億円となっており、年収も前期の822万円から増加した。

 ランキング完全版では、6位以下の計150社を掲載している。ぜひこちらもご覧いただきたい。

(ダイヤモンド編集部 今枝翔太郎)

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