コンサル大乱戦!法廷闘争、違法残業摘発、異業種参入…業界の序列・待遇・転職の最前線Photo:domin_domin/gettyimages

「勝ち組」としてバブルを謳歌するコンサル業界に異変が生じている。デロイト トーマツ コンサルティングの「引き抜き」を巡り勃発した法廷闘争は泥仕合の様相を呈し、最強王者のアクセンチュアには違法残業で労働局のメスが入った。片や、伊藤忠商事やNTTといった異業種のプレーヤーも“金城湯池”の攻略に乗り出している。大乱戦期を迎え、業界の序列、待遇、転職はどうなるのか!?特集『勝ち組に死角!コンサル大乱戦』では、4月7日まで全12回にわたってコンサルビジネスの最前線を追う。

#1 3月28日(月)配信
デロイト元幹部による引き抜きに賠償命令、コンサル業界「壮絶移籍工作」の全内幕

勝ち組に死角!コンサル大乱戦#1Photo:Bloomberg/gettyimages

 デロイト トーマツ コンサルティングが、競合他社に転職した元役員に社員を引き抜かれたとして損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は元役員に賠償を命じた。転職が日常茶飯事のコンサル業界で、異例ともいえる“引き抜き禁止令”が下されたのはなぜか。判決を基に、現場で繰り広げられた激しい懐柔や圧力の様子に加え、「なりすましメール」まで飛び交う壮絶な引き抜き工作の一部始終を明かす。

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#2 3月28日(月)配信
三菱商事・NTT連合がDXコンサルで最強アクセンチュアに挑戦状、3000人リストラの富士通は脱落

勝ち組に死角! コンサル大乱戦#2Photo:SOPA Images/gettyimages

 三菱商事と日本電信電話(NTT)という日本最強の商社と通信グループがタッグを組み、DXコンサル業界に侵攻した。両社が設立した会社では、ある分野で日本最高峰の人材をかき集めている。巨大資本とネットワーク力を駆使し、アクセンチュアやデロイトといった強豪がひしめく業界で果たして勝算はあるのか。巨大な新参者の戦略を解明する。

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#3 3月29日(火)配信
デロイトvsEY、コンサルビッグ4「異例の法廷闘争」を招いた、ドロ沼派閥抗争の全貌

勝ち組に死角!コンサル大乱戦#3Photo:SOPA Images/gettyimages

 デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)の元役員による古巣の社員「引き抜き」を巡る訴訟で、東京地裁は元役員に損害賠償を命じた。転職が日常茶飯事のコンサル業界で、異例の法廷闘争が勃発したのはなぜか。 “泥仕合”の発端となったとみられるデロイトグループ内部のあつれきを実名でひもといていく。

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#4 3月29日(火)配信
ソニー・NTT・地銀…コンサル事業参入ラッシュに「2つの死角」、異業種が直面する壁の正体

コンサル大乱戦#4Photo:DrRave/gettyimages

 バブルの様相を呈するコンサル業界で、異業種からの参入が相次いでいる。ソニーグループや富士フイルム、NTTといったビッグネームだけではない。地銀すらもおこぼれにあずかろうと駆け込んでいる。従来はコンサルを“使う側”だった事業会社の「自前コンサル」に果たして勝機はあるのか。異業種コンサルの百花繚乱の実態を詳説する。

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#5 3月30日(水)配信
「アクセンチュアが落選とは…」コンサルビッグ4の幹部も絶句、国策案件いわくつきの選定劇

コンサル大乱戦#5写真:毎日新聞/アフロ、NurPhoto/gettyimages

 3月、政府が主導する未来型都市「スーパーシティ」の選定でコンサル絶対王者のアクセンチュアが落選した。自治体に惜しげもなくリソースを投じ、下馬評も高かった大本命のまさかの撃沈に、コンサル業界を超えて動揺が広がった。アクセンチュアがスーパーシティ構想から漏れた理由と、反転攻勢に向けた次の一手をひもとく。

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#6 3月31日(水)配信
デロイトがセブン&アイのDXで「両手取引」!?内部資料で判明したコンサルの仰天手口

コンサル大乱戦#6Photo:PIXTA

 セブン&アイ・ホールディングスのデジタルトランスフォーメーション(DX)戦略が事実上崩壊した「DX敗戦」を巡り、デロイト トーマツ コンサルティングが“両手取引”ともいえる受注をしていたことが、ダイヤモンド編集部が新たに入手した内部資料で判明した。受注合戦が過熱したDXバブルの裏で繰り広げられたコンサルの仰天手口を明かす。

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#7 4月1日(金)配信
アクセンチュアに続くコンサル「違法残業」摘発の標的は?東京労働局幹部が業界の非常識に警告

コンサル大乱戦#7Photo:123RF, Kazuki Nagoya

 東京労働局は今年3月、アクセンチュアの過剰残業を摘発した。コンサル業界で「常識」と化している過重労働にメスが入るのは極めて異例だ。手掛けたのは、あの電通も立件した労働局の特別部隊「過重労働撲滅特別対策班」(通称「かとく」)だ。今回、「かとく」のトップが取材に応じ、業界の働き方に警鐘を鳴らした。

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#8 4月2日(土)配信
コンサル社員が給与・転職・出世事情を赤裸々告白!紹介採用の「謝礼爆増」で引き抜きバブル

コンサル大乱戦#8Photo:artparadigm/gettyimages

 新卒・中途採用共に就職人気が高まっているコンサルティング業界。30歳前後になれば年収は1000万円に到達するも、「アラサーコンサル社員」たちのキャリアへの悩みは尽きないようだ。取材で出会ったアラサーコンサル社員4人が、就職・転職事情や人手不足で過熱する引き抜きの実態を明かした。

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#9 4月4日(月)配信
デロイトのコンサル採用責任者が初激白、「5年後に1万人」大増員計画と人材引き止め策の全貌

コンサル大乱戦#9Photo by Yoshihisa Wada

 コンサル業界で人材の引き抜き合戦が過熱している。社員を引き抜かれ、損害賠償訴訟の原告ともなった業界大手のデロイト トーマツ コンサルティング(DTC)は、人材獲得競争と一線を画し、内部人材の育成に注力する構えだ。同社の採用や育成、キャリア開発を統括するチーフ・ピープル・エンパワーメント・オフィサー(CPEO)の長川知太郎執行役員がダイヤモンド編集部の取材に応じ、社員1万人への増員計画や人材流出防止の秘策について明かした。

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#10 4月5日(火)配信
伊藤忠が「三菱商事の元子会社」に出資でコンサル参戦、極秘企画でアクセンチュアに対抗

コンサル大乱戦#10Photo:123RF

 巨大商社の間で、数奇な運命をたどるコンサルティング会社がある。シグマクシスだ。2008年に三菱商事の子会社として発足したが、その10年後に資本関係を解消。今、連携を深めるのは、三菱商事のライバル商社である伊藤忠商事である。その経緯をたどれば、コンサル業界に進出した二大商社の戦略の違いが浮かび上がる。

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#11 4月6日(水)配信
デロイト「コンサル引き抜き」訴訟でとばっちり!?ビッグ4に人材流出続く国内組の悲哀

コンサル大乱戦#11Photo:PIXTA,@Mariano Sayno/husayno.com/gettyimages

 デロイトとEYによるビッグ4同士の構図で「引き抜き」を巡って法廷闘争が勃発するなど、コンサル業界の人材争奪戦は苛烈を極めている。アクセンチュアやビッグ4が数千人単位の人員増を掲げて急膨張を図る中、“草刈り場”の様相を呈しているのが国内系コンサルだ。採用バブルの陰に横たわる業界の岩盤序列の実態を、ビッグ4の一角が絡む引き抜きエピソードと共に明かす。

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#12 4月7日(木)配信
「アクセンチュア違法残業」の余波、コンサル社員が残業隠しやパワハラの実態を大胆告白!

コンサル大乱戦#12Photo:artparadigm/gettyimages

 採用バブルに沸き立つコンサルティング業界。30歳前後で年収は1000万円に到達するが、「アラサーコンサル社員」たちの過酷な働き方やパワハラへの悩みは尽きないようだ。取材で出会ったアラサーコンサル社員4人が、「アクセンチュア事件」の余波に加え、残業“隠し”やパワハラの実態などを明らかにした。

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Key Visual by Noriyo Shinoda