ダイヤモンド編集部は、「担い手農家アンケート」の回答に基づいた「農業経営に役立ったツール」のランキングを今年も発表する。ソフトバンクの農業DXツールの得票数が急増するなど順位が大きく変動した。特集『儲かる農業 堕ちたJA』(全17回)の#5では、農業界の“ゲームチェンジャー”になるプレーヤーたちの戦略を明らかにする。(ダイヤモンド編集部 千本木啓文)
ポテト収穫量1.6倍の成功例が起爆剤
ソフトバンクが「農業DX」に参戦
ダイヤモンド編集部は、「担い手農家アンケート」の回答に基づき「役立ったツール・期待外れだったツールランキング」を作成した。
このランキングはツールの実力を表すだけではなく、農業に導入されている「テクノロジーの最新事情」や、農産物の生産から販売まで一気通貫で支援するプラットフォーマーとして優勢な企業を知るためのヒントにもなる。
次ページでは、農機大手クボタやヤンマーといった農業界のレガシー企業と、ソフトバンクやfreeeなどの新規参入組が得票数を競い合うランキングを全公開する。