銀行危険度ランキング2022#4Photo:Thanit Weerawan/gettyimages

高コスト体質が指摘されることの多い銀行業界。スリム化を実現した銀行は一部にすぎない。本業の収益がジリ貧化する中、経営努力はどこまで進んだのか。特集『銀行危険度ランキング2022』(全6回)の#4では、各行の業務粗利益に対する経費率を明らかにする。(ダイヤモンド編集部 岡田 悟)

支店長の個室、クルマもなくなる?
経費をカバーしきれない銀行も

 支店長になれば専用の個室にクルマが付くのが当たり前――。もはや銀行業界では、そんなぜいたくは過去の話となりつつある。

 世間でも屈指の高級取りとされる銀行員の待遇も、もう約束されていない。とりわけ人口減少により厳しい経済環境が見込まれる地方銀行ではなおさらだ。

 一方で、どんなにコストを削減しても、利益水準が低ければ経費をカバーし切れないという現実もある。地銀でも経費率にはかなり大きな差がついた。ご覧いただきたい。