新型コロナウイルスの感染拡大で世界は一変した。国内のメガバンクや地方銀行も当然、それらと無縁ではない。そこでダイヤモンド編集部は、2019年3月期の決算を基に作成した「銀行危険度ランキング」と同じ指標を使い、22年3月期版のランキングを作成。特集『銀行危険度ランキング2022』は、7月11日(月)から16日(土)までの全6回で、コロナ禍がもたらした銀行の勝ち組と負け組を明らかにする。(ダイヤモンド編集部 岡田 悟)
#1 7月11日(月)配信
銀行「危険度」ランキング2022【全106行】ワースト1位と2位はあの県の地方銀行
新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年3月期と22年3月期を比較した今回の銀行危険度ランキング。総合ランキングで、ワースト1位と2位になったのは、意外にも同一県内の地方銀行だった。
#2 7月12日(火)配信
銀行「本業利益率」ランキング【全106行】マイナスに陥った27行リストにメガバンクの名も
本業赤字行は前回より減少したが、相変わらずの超低収益傾向が続く銀行の本業(融資や手数料)の利益率。あのメガバンクも赤字だった。
#3 7月13日(水)配信
銀行「運用総合利回り」ランキング【全106行】ワースト1位連覇の“運用下手”な銀行は?
株や債券など市場運用部門の収益力を示す運用総合利回り。ワーストは前回と同じ銀行で、まさかの“運用下手”ぶりをさらした。
#4 7月14日(木)配信
銀行「経費率」ランキング【全106行】経費率120%超の銀行も、相変わらずの高コスト体質
経費率120%を超えたのは、総合ランキングワースト2位のあの銀行だ。他行はこれほどまでではないにせよ、高コスト体質であることに変わりはない。
#5 7月15日(金)配信
銀行「ROE」ランキング【全106行】ROE7%超はたった3行、銀行業界の苦境浮き彫りに
日本企業のROE(自己資本利益率)が低いと指摘されるが、銀行単体でROEが7%を超えたのは、わずかに3行だけだった。
#6 7月16日(土)配信
銀行「市場評価」ランキング【全106行】ワースト3を東北勢が独占、アクティビストに狙われる?
市場の評価が低いワースト3に東北勢がランクイン。経済環境もとりわけ厳しく、今後さらなる再編圧力にさらされることになりそうだ。
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