4位の青森県(12カ所)は、小川原湖公園(東北町、CODは4.2mg/リットルで全国8位、川・湖沼の水浴場としてランクイン)や、新設鰺ヶ沢(鰺ヶ沢町、同3.3mg/リットルで全国28位)などが含まれる。

 5位の兵庫県(9カ所)だった。須磨(神戸市、同3.5mg/リットルで全国19位)などが含まれる。

 6位は岡山県(8カ所)だ。沙美東浜(倉敷市、CODは2.6mg/リットルで全国61位)などが含まれる。

 7位は三重県(8カ所)だ。6位の岡山県と海水浴場は同数。しかし、B、Cの比率を見ると岡山県は66.7%なのに対して三重県は42.1%と低い。よって、本ランキングでは三重県を下位に据えた。作成方法の詳細は、ランキングの最後に付けた注も参照してほしい。

 8位は宮城県(7カ所)で、月浜(東松島市、CODは2.5mg/Lで全国70位)などが含まれる。

 9位は福岡県(6カ所)、10位は神奈川県(6カ所)だった。こちらも前述の通り、海水浴場の数は同じなので、B、Cの比率で差別化している。

 なお、海水浴場として開設されていなくても砂浜への出入りは可能だが、遊泳区域を示すブイがなくライフセーバーもいないなど、泳ぐのは非常に危険である。この夏、海水浴には、必ず海水浴場が開設されているかどうかを確かめてから出掛けてほしい。

 また開設している場合でも、新型コロナウイルスの感染防止の観点から“3密”を防ぐため、更衣室や売店などを設けないケースが多い。昨年同様にしっかりとした準備が必要になるので、この点にもぜひ留意してほしい。